絵でどうにかなりたいブログ

イラストレーターの活動記録

1週間毎日○○を続けてみたら祭りになった

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こんにちは!イラストレーターのさかもとこのみです。今日は私が過去にやった企画を紹介したいと思います。

 

本日紹介するのは〜〜〜!

「1週間連続LINEスタンプリリースキャペーン」!

 

内容は名前の通りです。 実際にこのキャンペーンを見ていた人もいるんではないでしょうか。

 

 

なんでこんな企画が始まったのか、その経緯をお伝えします。

 

私は『どうぶつがたくさん』というLINEスタンプをシリーズで出しています。

 

store.line.me

 

 

このキャンペーンをするまでは『どうぶつがたくさん4』まで出ていて、「どうぶつがたくさん5はライブ配信でフォロワーさんのリクエストを受けながら作るぞ〜!」と言っていたのですが、なかなか腰が重くて、一年近くも期間が空いていたのです。ライブは緊張するし、人が集まるか心配だし、企画が上手くいくかも心配だったし。ちょっと面倒だったし。

 

 

 

 

そんな感じで流れていたのですが、ちょっとやる気になったタイミングで、ようやく実行できました。

 

 

 

 

「それカピバラ!?焼き豚かと思ったw」

「チャーシューか?」

「恐竜具合悪そう」

 

などなど、たくさんのファンから温かい応援のコメントをもらいながらLINEスタンプを作るのは新鮮で楽しかったです。

 

こうして無事 『どうぶつがたくさん5』が完成したのですが、ここでふと、「新作のLINEスタンプを1週間毎日連続でリリースしたら面白くね?」という考えが頭をよぎりました。

 

『どうぶつがたくさん5』をリリースしたばかりなのに、「お待たせしましたぁ!第6弾出ましたぁ!」とか「待望の第7弾!!!」とか言いながらどんどんシリーズを進めていったら、面白くね?って。「新作早いよ!!誰も待ってないよ!!」みたいな。

 

思いついてしまったからにはやりたい。全力のボケをかましていきたい。誰かにセンス良くつっこんで欲しい。ええい、もう誰にも私は止められないんじゃ!!!

 

 

ってことでこのキャンペーンが始まりました。ちょうど他にも作りたいスタンプがいくつかあったので、それもどんどこ作っていきました。

 

 ただ、このような企画をする場合には、普通は1週間なら7個分のLINEスタンプをリリースできる状態でストックしてからやるものだと思います。が、私はなんだったんですかね、一つ目のLINEスタンプを早くリリースしたくて待ちきれなかったんでしょうかね。ストックを作らずに、キャンペーン中に毎日LINEスタンプを描いて、審査に出して、というのを繰り返していました。「もし1日1セットLINEスタンプが作れなかったら...」「もし審査が間に合わなかったら...」というリスクを無駄に抱えるという。

 

本当にLINEスタンプに集中した1週間になったので、「1週間毎日LINEスタンプを作る、そしてリリースをする企画」という点では白熱してよかったのかもしれません。

 

 とはいえ、もしこの企画をこれからやる人がいたら、せめて5日分くらいはすぐにリリースできるスタンプを作っておくことをおすすめします。あらかじめ作っておいた方が絶対安心です。

 

 

以下、キャンペーン中の実際のツイートになります。

 

1日目

  

2日目

 

3日目

 

4日目

 

5日目

 

 

 

6日目

 

 7日目

 

 

毎日LINEスタンプを何十個も描くっていうのは、そこそこ疲れます。この私の身体を張ったボケに気付いて「おいおいおいおいwwwどんだけLINEスタンプ出してくんねーんwwww」とツッコミを入れてくるフォロワーさんは全くいませんでした。

 

あのね、優しいんだみんな。純粋に新作LINEスタンプのリリースを喜んでくれるんだ。何個出しても購入して、スクショとか送ってくれるんだ。全部買ってくれてる人もいた。いいフォロワーに恵まれたよ、私は。それで十分だ。反応をもらえるだけで嬉しいんだ...。

 

つっこまれることを諦め、5日目にしてボケであることを自白しました。そのあたりから毎日リリースに気付いてくれる人がちらほら現れ、同業者に引用リツイートで褒められたりもしました。ちょっと盛り上がって嬉しかったです。

 

 

そんな感じで、思いつきで始めた企画でしたが、ラジオなどでちょいちょい掘り起こされるくらいには爪痕を残す結果となりました。私も楽しかったのでよしとしましょう。

 

普段、何気なくやっていることでも気合を入れて毎日やってみると、特別なことになります。それはもう祭りと言っても過言ではありません。LINEスタンプリリースも、いつもやっていたことなのに、毎日やることで盛り上がりを見せました。創作に限らず、運動でも、料理でも、音楽でも、なんでも祭りになり得ると思います。私は1週間だけでしたが、これを1ヶ月、100日と続けるともっと大きな功績になるし、何かしらの力も身につくんじゃないかと思います。

 

今、ふざけてやっただけの企画をなんとか美談に持ち込もうとしています。

 

 

 

余談ですが私は2021年に入ってから、1週間チャレンジというものをやってみることにしました。「今週は絵の練習に力を入れる!」とか「SNSの運用を頑張ってみる!」とか、1週間ごとに何かテーマを決めて、がんばるのです。毎日続けるのは大変だけど、1週間くらいなら頑張れるかなって。テーマも直前に決めるので、ダレにくいです。休みたい週は「今週はインプットの週」とか言ってゆっくりします。

 

 

私が今週やたらブログを書いている理由はこれです。ブログチャレンジ中なのです。笑

 

1週間チャレンジの内容や、1週間やった結果などはファンクラブで毎週月曜日に更新される『このーみ通信』に記録してますので、興味があればのぞいてみてください。

 

日常的なお話や、ファンクラブ内でしか見れないイラストなんかも載せています。

 

konomiracle.fanbox.cc

 

 

 

以上!1週間連続LINEスタンプリリースキャンペーンの真相でした!!

 

それではまたね!

イラストレーターに憧れている君へ

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こんにちは!イラストレーターのさかもとこのみです。

 

これを読んでいるそこのあなたー!!

突然ですが好きなイラストレーターさんはいますか?

 

素敵なイラストを描いたり、お仕事やイベントで活躍したりするイラストレーターさんを見ていると、その方のイラストが好きなのはもちろんなのですが、イラストレーター」に憧れません?私はめちゃくちゃ憧れました。そして、イラストレーターになっちゃいました。

 

今も尊敬するイラストレーターさんが何人もいます。私もあんな風になりたいな〜なんて思いながら、活動し続けています。

 

今回は、私みたいにイラストレーターやクリエイターを見て「あんなイラストレーターになりたい!」「イラストレーターかっこいいな!やってみたいな〜!」という気持ちがちょっとでも芽生えた人に読んでほしい記事です。

 

(2年前に書いた記事を一部修正・加筆してお送りしています!なぜならこの2年の間にも私は成長しているので

 

 

 

2年前、私のところに次のような質問が届きました。

 

画像1

 

『どこかにイラストレーターになりたい気持ちがあるけど、今大学で違う勉強をしているのでなれる気がしない...なれても有名になるのって難しいですよね...』

 

こちらに私なりに回答していきたいと思います!

 

 

まず、イラストレーターになりたいけど大学で違う勉強をしているからなれる気がしない問題」についてです。

それを言ったら、私もなれません!!

 

私のインスタやホームページなんかをよく見てくれてる人は知ってると思うんだけど、私も全然関係ない勉強を今までしてきたわけです(学校の先生になるための勉強をしてきました)。イラストやデザインに関する勉強は、学校で教わったことがありません。最近になって自分で本を買って読んだり学んだりはします。が、それくらいです。

 

大学で専門の勉強をしていないとイラストレーターになれないと、もし私が思っていたら、私自身こんな活動はしてません!私は、学歴は関係ないと思っています。

 

今はそういう風に思えていますが、正直なところ私も「絵の勉強してこなかったし無理かな〜〜〜」と悩んでいた時期がありました。【イラストレーター 学歴】で調べて、「学歴は必要ない」と言っている人たちばかりを見るようにして、安心を得ていました。笑

 

実際に芸術系の大学を出ていなくても活躍しているイラストレーターやデザイナーはたくさんいます 。私がまだ夢を叶えられていないので大きいことは言えませんが、なれる気がしないと思っている以上はなれないものだと思うので、本当にやりたいと思ったら自分を信じてやってみるしかないんだと思います。

 

続いて、イラストレーターになれても有名になるのは難しい問題」についてです。

 

これについてはイラストレーターという職業についての認識がズレてしまっているので、ちゃんと訂正できたらなと思って書きます。

 

私は個人的に「イラストレーターとして有名になること」「イラストで食べていけるようになること」を目標に掲げています。が、イラストレーター=有名人ではありませんし、イラストレーターとして有名になることがイラストレーターとしての成功だなんてこともありません。

 

有名だからといってイラストレーターとして稼げるとは限らないし、SNSを利用していなかったり、名前があまり知られていなかったとしても色んな媒体で絵を描いているイラストレーターもごまんといるのです。


そもそもイラストレーターの定義が「絵を描いてお金をもらえる人」「絵で安定した収入を得られている人」「開業した人」など、人によって考えがちょっと異なる部分でもあると思います。

 

私も最初はイラストレーターと名乗っていいのか迷いましたし、今迷っている人もたくさんいる印象です。また、イラストレーターが本業の人もいれば、副業やお小遣い稼ぎの人もいますし、趣味半分の人もいます。

 

そして、私が思うに「イラストレーター」にも大きく分けて2パターンいます。企業向けの、一般ウケする絵を描くイラストレーターと、自分の好きな絵を、好きなテーマで好きなように描くイラストレーターです。

前者は企業から依頼をもらって要望に合わせた絵を描き、後者は描いた絵が気に入られて、仕事になる可能性もあるといったところでしょうか…。

 

この2パターンの活動をどっちもしている方も少なくないですが、そういう方もどっちかがベースになっているのではないかと思います。

 

今回の質問に対する答えとしては、イラストレーターになるのも有名になるのももちろん簡単ではありません。簡単になれたら、みんな苦労してないよ。

かと言って、イラストレーターになりたいからといって有名になる必要もないです。なりたかったら頑張ってみたらいいと思うけどね。私も頑張ります。

 

だから、イラストレーターと聞いて誰が思い浮かぶかって、人によってかなり違ってくると思うんだよね。憧れる人を思い浮かべてみて、自分がどんなイラストレーターになりたいのか考えてみてください。

 


それから、絵を描いたり、描いた絵をSNSに投稿したり、デザフェスなどのイベントに出展したり、絵を描く友達を見つけたりするくらいであれば、イラストレーターにならなくてもできます。絵を描いて、アカウントを作って、投稿したらいいのです。誰でもすぐに始められます。

 

もし本当に憧れる気持ちがあるなら、まずは絵を描いてみるとか、作品を人に見てもらうとか、憧れたイラストレーターさんの経歴を調べてみるとか、とりあえず今からできることをやってみたらいいんじゃないかと思います!!ちょっと行動に移すだけでも大きな進歩だよ。

 

私も、もっと早くから活動できてたらな〜と思うことが多いので、後悔のないようにしてほしいな。

 

 

以上、イラストレーターについての私なりの考えでした。

 

 

peing.net

 

今回の記事やイラストや活動に関することで感想や質問などがあればこちらにどうぞ。TwitterInstagramのDMでもオッケーです。応援のメッセージも全部読んでいます。いつもありがとうございます!

 

コメントなどもお待ちしております〜!それではまたね! 

 

 

 

★おすすめ記事★

 

私の活動について詳しく !

konomiracle.hatenablog.jp

 

応援してくれたら嬉しい!

konomiracle.hatenablog.jp

 

やりたいことが見つからなくて必死に探していた話

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こんにちは!イラストレーターのさかもとこのみです。

 

今日は、私がやりたいことが全くなかった頃から「学校の先生になろう!」と決めるまでのお話です!

 

結局のところ現在先生はしていませんが、今、自分のやりたいことや将来の夢で悩んでる人、目標がなくて何かしたいなあと思ってる人のヒントにはなるんじゃないかと思ったので書いてみます。

 

 

学校の先生を目指していた話もこちらから読めますのでぜひ。

 

konomiracle.hatenablog.jp

 

 

将来の話題ってやだよね

私は小中学生の頃、「将来の夢」がありませんでした。

 

今でこそイラストレーターとして絵を描いたり、グッズを作ったり、イベントに出たりとどんどこ活動をするようになり、やりたいことも自信を持って人に話せるようになりましたが、昔は「将来の夢」「進路希望」「職業」系の話題が嫌で嫌で仕方ありませんでした。

 

小学生の時の「将来なりたい職業について調べてみようね〜」という時間がトラウマすぎて今でも鮮明に覚えています。職業を1人ひとつ、2時間かけて調べてまとめるんです。それも「自分がなりたい職業」を。私は特に何もなかったので、将来の夢が決まっていないことに不安を抱えつつ、仕方なくお花屋さんについて調べました。「手が荒れる」という情報しか頭に入りませんでした。お花屋さんについて調べたから、お花屋さんにならないといけないのかもしれない、とも思いました。

 

中学生の時はさらに明確に「将来の夢を紙に書いて提出してね〜」という時間がありました。これもトラウマです。小学生の時よりは知っている職業の数が増えました。「保育士、美容師、デザイナー。お花屋さん。だめだ。自分の頭ではもう思いつかない。こ、この中から選ばないといけないのか。ヒエェ。」なんて思いながらデザイナーと書いた記憶があります。全然なりたい職業ではありませんでした。隣の席の男の子と、斜めの席にいた女の子のお友達は2人とも「公務員」と書いていて、私はまた、ヒエェ。となりました。

 

さかもとこのみ流、やりたいことの見つけ方

そんな私が「やりたいこと」を意識して探し始めたのが高校生の頃です。

 

きっかけは文系・理系の選択をしなければならなかったことです。ちゃらんぽらんだった私でも「この選択でそこそこ大きく道が分かれるな?」と察したわけです。そこで初めて将来の夢について真面目に考え始めました。

 

将来の夢を考えるとはいえ、机に向かってじっとして頭を悩ませても、おそらく見つかりません。

 

「好きなことや得意なことを仕事にすると良い」ということだけは噂に聞いていたので、生活の中で私は「自分の好きなことや得意なこと」を気にするようにしてみました。こうしてアンテナを張ると、結構見つかるんですよ。例えば…

 

 

「パン屋さんのパンって美味しいわ〜。本当好きだわ〜。スーパーやコンビニのパンはそんなに好きじゃないけどパン屋さんのパンって最高なんだよな〜。どれにしようか悩んじゃうもん。焼きたての匂いも良い〜〜。あっそうだパン屋さんになっちゃおうかな」

 

  

「また前髪伸びたよ〜。自分で切ろっと。なかなか上手いよなあ。あれ?もしかして才能ある?美容師できるんじゃね?」

 

 

「文化祭のポスター作り楽しいなあ〜フォトショで画像編集するの結構好きだな〜〜CGクリエイターとか楽しいかもな」

 

「はーーーーっ!宇宙って面白いなーー!火星と木星あたりが特に好きだわー。星って素敵だわー。よおし、決めた!宇宙飛行士になろーっと。」

 

 

「国語だけはいつも点数いいな〜。授業も楽しいしな〜。国語なら一生勉強してもいいわ〜。これくらいなら教えられるし、塾の先生でもやってみっか!」

 

 

「人生最後の修学旅行…楽しかった…もうないんだ修学旅行…また行きたいな…あっ学校の先生になったらまた行けるのか、学校の先生やろ」

 

 

「旅行って楽しいよな。旅人になるか」

 

 

こんな風に、思いつくたびに「私、宇宙飛行士になるわ。」「私、登山家になるわ。」などと言っていました。現実的なものも、そうでないものもありますが、「将来」がNGワードだった私に、いくつもの将来の夢候補が生まれたのです。これには私もびっくりしました。

 

 

習いごとやボランティアなど無理に特別なことをする必要はなくて、普段の学校の勉強やイベントや、趣味や遊びを一生懸命やっていたら結構見つかります。全力で取り組むって、そういう意味で大事なんだと思います。

 

ということで私の高校時代の将来の夢候補はこんな感じでした。

 

・登山家

・CGクリエイター

・宇宙飛行士

・塾の先生

・学校の先生

・パン屋さん

・美容師

 

 

 

 

大学生の時は「ヒーローになりたい」と言っていましたが、これは『僕のヒーローアカデミア』の影響です。本気でヒーローになりたいと思ってました。(漫画もアニメもおすすめだよ)

 

 

 

やりたいことが見つかったら

将来の夢候補がたくさん生まれたのはよかったですが、まだ候補です。将来の夢ではありません。現実は厳しく、ここからさらに道を絞っていかなければなりません。私は候補の中でも「特に楽しそうと感じる」「お給料が安定しそう」な学校の先生を目指し始めました。

 

 

ただ、「将来の夢候補」のものは興味があったので、機会があったらチャレンジしてみてました。

 

高校や大学で宇宙の分野を勉強できる科目を選択してみたり。オープンキャンパスでデジタル系の大学へ行き、3DCGソフトを実際に触ってみたり。筑波山を登ったり。アルバイトで、パン屋さんや塾で働いてみたり。ボランティアや教育実習で学校の先生も体験しました。

 

 

「全部挑戦してみよう!」と意識高く行動したわけではなく、自分の興味がどこにあるか分かったことで、チャンスがあった時にどんどん飛び込んでいけたという感じです。

 

少しでも経験してみることで「楽しいけどこれはもういいや」と満足したり、「ちょっと思ったより難しいな」と気づいたりできるので、積極的に触れてみるのはいいことだと思います。

 

もし私がどれも体験しないままイラストレーターをしていたら、「塾の先生もやってみたいんだよなあ」「パン屋さんになりたかったなあ」などの邪念が入り、今の仕事の邪魔になっていたかもしれません。悩む時間がもったいないので、職業に限らず、気になることはどんどんやってみるべきだと私は思ってます。

 

まとめ

「アンテナを張って、ささいなことでも、自分の好きなことや得意なことを見つける」

「今、目の前にある自分にできること、やるべきことを一生懸命やってみる」

 

私は、やりたいことを見つけるためにこの2つが大事だと声を大にして言います!!行くよ!

この2つが大事だ!!!

 

私は大学に入ってから、教員からイラストレーターに急激な路線変更をしていますが、やっていることは変わりません。自分の好きなことや得意なことを模索していった結果こうなりました。

 

自分がクリエイティブな活動をしたいと気づけてからは、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、人生が変わりました。あの瞬間、急に世界がキラキラして見えたんですよね。本当に。大袈裟に聞こえますよね。笑

 

目標のある人生は楽しいですよ。

 

以上、やりたいことが見つからなかったけど探したら結構見つかった話でした。読んでくれてありがと〜。それではまたね!

 

 

【デザフェス出展者】当日までに準備しておくとよい物とやっておくとよい事

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こんにちは!

イラストレーターのさかもとこのみです。

 

今回のテーマは、デザインフェスタに出展する人間が当日までに準備しておくべきもの!」です!

 

私はかれこれデザフェスに6回ほど出展経験があります。

初めて出展した時よりはスムーズに準備できるようになりましたが、今でも毎回イベント直前になって、何を準備していいか分からず焦ります。準備しても、何か忘れてそうで不安になることもしばしば。

 

なので、誰かの参考になればいいなと思いつつ、半分は自分用です。笑

 

デザフェス以外の、コミティアやクリエイターズマーケット、ハンドメイドマルシェなどのイベントでも参考になる部分があるかと思いますので、良かったらイベント前にチェックしてみてください。

 

それでは私なりのデザフェス準備を紹介していきます!

 

 

準備しておくといいもの編

展示、販売する作品

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一番必要なのが展示・販売する作品です。これがないとただのピクニックブースになります。

 

イラストレーターの私なら、絵やオリジナルのグッズなどを用意します。写真家の人は写真だったり、ハンドメイドをする人はハンドメイド作品だったりします。迷路職人なら迷路ですし、Tシャツクリエイターなら、Tシャツです。

 

自分のセンス溢れた作品をたくさんの人間に見せびらかすチャンスですので、一番気合を入れて準備しましょう。また、その場で似顔絵を描いたり、リクエストのアクセサリーを作ったりする場合は必要な画材や材料なども忘れないように注意です。私は前回、画材を忘れました。

 

名刺

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SNSのアカウントやホームページ、作品の販売サイトなどを記載した名刺を用意しておくと良いです。私は、せっかくデザフェスの会場で自分の作品を知ってもらえたなら、その場限りで終わらずその後も応援してもらいたいので、毎回必死に配っています。笑

 

毎回200〜400枚ほど用意し、興味を持ってくれた方や作品を購入してくださったりする方に渡しています。LINEスタンプもQRコードを載せるようにしてから当日の売り上げが良くなったので、載せておくのはオススメです。

 

ただデザフェスではたくさんの人が名刺を配っていて、帰ってから「この人誰だっけ?」となることも多いので、自分の作品がわかりやすいものを作るのは大事だと思います。作品を買ってもらった場合は同じ袋に入れておくと分かりやすいかな。

 

一期一会過激派の方は名刺は必要ないですね。

 

おつりとおつり入れ

私は100円玉と500円玉を15〜20枚ずつ用意してます。ちょうど良いかは分かりませんが、足りなくなったことはないです。お札は、最初に3人連続で1万円札だったとしても大丈夫なようにしてます。

 

初出展の時の私は「念のため...」と思いながらおつり用の1万円札を3、4枚用意していました。みなさん知らないかもしれませんが、実は、おつりとして1万円札を使う機会はありません。なぜなら、2万円札や5万円札が存在しないからです(ドドーン)。

 

作品をお渡しする用の袋 

作品を買ってもらった際に入れる袋です。私は初め、いろんな大きさの袋を5種類くらい揃えて作品の大きさに合わせて入れてました。悪くはないですが、袋を置く場所をとることや、選ばなくてはならないことが大変だったので、全部の作品が入る大きめの袋を用意してみたところ、とても楽になりました。

 

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クリアファイルも入るサイズで便利でした。持ち手がついているとお客さんとしても持ち運びやすいよね。 半透明なので中身も見えて可愛かったです。

 

「缶バッチを一つ」など小さい作品の場合は、大きい袋だとかさばってしまうので小さい袋に入れていました。2種類にしてからかなり管理しやすかったです。

 

私が実際に使ってる袋たちです。

↓↓↓

 

 

 

ディスプレイに使用する什器

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作品を飾る棚や、入れ物などを必要な分だけ用意します。私は値段の安さと持ち運びやすさを重視しながら、大体100円ショップで揃えています。「デザフェス」で画像検索するといろんな人のブースの写真が出てくるので、ディスプレイの参考にしてました。

 

また、テーブルに布をかけるとブースの見栄えがよくなります。机の下に置いている荷物やお菓子も隠せます。ちなみに、私がいつもテーブルに敷いている布は無地のカーテンです。防炎ラベルがついていることが条件にあったので、どうして良いか分からずカーテンを購入しました。笑

 

 

 

色や長さが選べるのでそこそこ便利です。現在ではイベント出展用の布もオリジナルで作れるサービスが増えてきているので、私もそちらを近いうちに利用してみたいと思ってます。

 

この布と別に、席を離れたり、1日目に撤収したりする時に机にかけておく布があると安心です。盗難防止になります。

 

販促物(看板やPOPなど)

ブースの名前を書いた看板や、作品の値段が分かるPOPを用意しておくと吉です。POPがなくても、ひとつひとつの作品に値札はつけておきましょう。値段がついていないと売り物として認識されなかったり、手が出せなかったりします。

直接聞いてくれるお客さんもいますが、「分からないし、まあいいや」と離れてしまうお客さんも多いので、一目で分かるようにしておくと損はないです。

 

他にも通販サイトやSNSアカウントへの案内など、必要に応じてポスターやフライヤーを作っておくのも良いと思います。フリーペーパーを作って配るのも楽しくてオススメです!

 

お道具箱

はさみ、テープ、画鋲、筆記用具などはあると便利です。私は他にもクリップや紐など色々使っています。テープは、ブース設営にセロハンテープ、作品を入れた袋を止めるマスキングテープ、テーブルに布を固定するガムテープと使い分けています。

 

食べ物、飲み物

イベントの途中で抜けられないことが多いので(特に1人出展の時!)、あらかじめ簡単に食べられるお菓子や飲み物を買っていってます。会場にもフードエリアやコンビニはありますが、朝やお昼は混んでしまうので並ぶのも大変です。初出展のときの私は、開場から終わりまで、飲まず食わずトイレに行けずでした…。

 

出展者パス 

これまでは忘れると会場で購入できましたが、vol.53では感染症対策のため、当日販売がないらしいです。私も書きながらドキドキしてきました。忘れないように気をつけます。

 

 

やっておくといいこと編

 

レンタル備品を申し込む

机や椅子、壁などはほとんどの人がレンタルしています。自分で持ち込んでもOKです。レンタル備品を申し込んでおくと、当日自分のブースに頼んでおいた机や椅子がドカンと置かれています。事前申し込みじゃないと借りられない備品もあるので注意です。

 

お品書きを作る

余裕があれば、販売する作品のお品書きを作ってSNSで公開しておくと分かりやすくて良いと思います。値段を書いていない人も多いですが、書いておくと買うものを決めやすく、親切だと個人的には思っています。

 

ブースレイアウトの確認

「当日はこんなふうにディスプレイをするぞ〜!」と、お家で試しに作品を並べてみることをおすすめします。ぶっつけ本番だと焦るからです。当日はただでさえワタワタしてます。実際に並べてみると直したいところや足りないものが出てくることもあるので、必ず一度は確認するようにしています。

 

レジアプリに登録

お会計はレジアプリがとても便利です。在庫数や売り上げなどが簡単に管理できます。作品の種類や値段は当日までに登録しておくと、バタバタしなくて済みます。私はいつも終わってなくて、当日の朝バタバタしてます。本当にやめたほうがいいです。絶対にやっておいたほうがいいです。

 

作品の在庫数とお釣りを数えておく

売れた作品数や売上などがちゃんと分かるように、在庫数やお釣りは把握しておきましょう。次に出展するときの参考にもなります。

 

出展することを宣伝する

お客さんに来てもらえるように告知はしっかりするべきです!毎投稿フォロワーさんが見てくれてるとも限らないので、何度かしてもいいと思います。

 

また、デザフェスは「出展者紹介」「リツイート祭り」など告知の場を設けてくれているので、積極的に参加するといいと思います。デザフェスに興味のある人が見てくれるので、反応してもらいやすいです。実際にこれらを見て来てくれた方も過去にたくさんいました。リツイート祭りにお品書きを載せられると最高です。

 

当日に「デザフェス」「デザフェス53」等で検索して出展者を調べる方もいるので、当日もハッシュタグと一緒に作品やブースの写真などを載せると効果があります。

 

おわりに

準備するものが多くて大変ですね!!(笑)

遠方から参加する方は、乗り物や宿の予約なども必要です。ひえ〜〜。

 

でもやっぱり直接自分の作品を見てもらったり、感想をいただいたりする貴重な場ですし、何より楽しいので、大変だったことをすっかり忘れて、毎回出展して良かったな〜といい思い出になって終わります。

 

次回のデザフェスは2021年5月29日、30日です。私も両日出展しますよ!初めてのライブペイントブースです。【E-08】にてお待ちしております。

 

 

以上、デザフェス当日までに準備するべき物とやっておくといいことでした。

 

今回の記事やイラストの活動に関する質問があれば、質問箱やDMまでどうぞ。コメントもお待ちしております。それではまたね!

リクエストがあったLINEスタンプを全部作っていた話

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こんにちわんこそば。

 先日、Twitterにてアイコン企画を行いました。

 

 ※リンク先の企画は終了しています!

 

フォロー&RTしてくれた人全員にアイコンを描くという企画です。「フォロワーを増やしたい!」「私の絵をたくさんの人に見てほしい!好きになってほしい!」という下心満載な企画です。(他にもいいことがたくさんある最高の企画なので、「全員に描くアイコン企画」についてはまた詳しく書きます。)

 

 現在では8000人フォロワーがいますが、

実は!!フォロワー1000人以下だった頃も私は!!今と変わらずこういった下心満載企画を開催し!!必死に自分のイラストが見てもらえるよう振る舞っていたのです!!

 

それが「全員に作るLINEスタンプ企画」です。

 

 ※リンク先の企画は終了しています。

 

 

最近でもLINEスタンプのリクエストを募集することはありますが、「爆笑するリスを入れてほしいです!」「“電話しよ”がほしいです!」といったリクエストを受けて、一つずつ制作をするというように、あくまで、みんなのリクエストを詰め込んで1セットのLINEスタンプを作っています。

 

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「どうぶつがたくさん5」より

 

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全員に作るLINEスタンプ企画はもっと大変な企画で、「中村がおくるスタンプを作って!」「そうまさん専用のスタンプを作って!」という、スタンプまるまる1セットのリクエストを受け付けていました。フォロワーがまだ少なかったので開催できた企画ですね。今じゃ流石にできません。やりません。

 

当時、名前や苗字のスタンプがとても流行っていました。流行した背景もあり、今でこそカスタムスタンプと言って自分の名前を設定して使えるスタンプがありますが、当時はなかったので苗字や名前ごとに一つ一つ制作することになります。

 

私も流行りに乗って、自分専用の“坂本スタンプ”を作ったところ「私もほしいな〜」と友達や親戚に言ってもらえるようになりまして、「いいよ!全然作るよ!」ってことでホイホイ作っていました。

 

で、「これは募集したら作ってほしい人はもっといるんじゃないか〜!?」ってことで、ツイートで募集をかけたのでした。実際にやってみると、私のイラストを好いてくれている人にはもちろんですが、特にマイナーな苗字や名前の人に喜んでもらえました。LINEスタンプで稼ぎたい人は“佐藤スタンプ”“鈴木スタンプ”のように人口が多い苗字をどんどん作っていくため、マイナーな苗字や名前の人は検索してもなかなか自分のスタンプが無かったのです。

 

例えば この「しかのやがおくるスタンプ」「なもみがおくるスタンプ」はリクエストで作ったものです。他にもたっっっくさんリクエストで作った名前スタンプがあります。

 

store.line.me

store.line.me

 

私のLINEスタンプの販売数が多い理由と、珍しい名前やマイナーな名前のスタンプが多い理由がここにあります。

 

ただ、当時は売れ行きだったので、私以上に苗字・名前スタンプを大量に販売している人はわんさかいます。後から、自分のイラストのコピーも許されるようになったからね。大量生産し放題だったので、スタンプを審査に出せるのが1日30件までという条件もつくようになりました。(余談でした)

 

 面白いのは、メジャーな苗字の子には「さかもとこのみさんの絵でほしいから作って!他にもいるだろうし!」と、珍しい苗字の子には「マイナーな苗字で需要ないのにごめんね、ありがとう」と言ってもらえることが多かったのですが、そんなに単純ではないということです。

 

私は苗字スタンプを作る時、必ず苗字ランキングをチェックして参考にしていました。

名字検索No.1/名字由来net|日本人の苗字・姓氏99%を掲載!!

 

「坂本」で検索すると、

【全国順位】 40位
【全国人数】 およそ324,000人

 

と、全国での人数と順位が出てきます。一例ですが、私がスタンプを作った苗字の中で見てみると、「田中」さんは

【全国順位】 4位
【全国人数】 およそ1,330,000人

 

「鹿野谷(鹿野屋)」さんは

【全国順位】 19,848位
【全国人数】 およそ230人

となっています。

 

こんなにも違うものなのか、というくらい差があります。

圧倒的に人数が多いので一見「田中さんがおくるスタンプ」の方が売れそうですが、実は「しかのやさんがおくるスタンプ」の方が売れていました。これは「田中さん専用スタンプ」を需要があると思って作る人が多すぎて、私が作っても埋もれてしまったためです。リリースした月でさえ、リクエストしてくれた子の他に全然買ってもらえなかった気がします。

 

一方で「しかのやさん専用スタンプ」は人数が少なく、なかなか作ろうと思う人がいないため、検索しても私が作ったスタンプしか出てきません。ですから、リクエストしてくれた鹿野谷さん以外にも購入してくれる鹿野屋さんがわりといるのです。珍しい名前や苗字でも、検索して見つかったら嬉しいですよね。

 

こんな感じで需要と供給のバランスを考え、模索しながらLINEスタンプの売り上げアップを目指して制作していくのが、当時の楽しみでした。リクエスト以外では、“そこそこ人数がいるけど、あまりスタンプは出ていない苗字”を探して作っていました。やっていて面白かったです。

 

 

結局、全部でいくつリクエストを受けたかは記録していないので覚えていません。多くて1日5セット描いて審査に出していました。今よりダイナミックな筆さばきだったので(言い方)、1セットあたり45分で制作していましたね、、速い、、

 

ちなみに先ほども書いたように、今はカスタムスタンプがあるので、LINEスタンプで稼ぎたいと思っている人がいましたら、苗字スタンプを大量に作る方法はおすすめしません。今でもちょこちょこ売れていますが、売り上げのほとんどは、日常的に使える動物のスタンプや女の子のスタンプなどの普通のスタンプが占めています。

 

私も今後、苗字・名前スタンプを単体で作る予定はないです。もしかしたらカスタムスタンプを作る日が来るかもしれません。

 

でもあれ大変そうなんだよなあ、、、

うーん、、、

 

作りたいとは思っています。ええ。

 

以上、リクエストのLINEスタンプを全部作っていた話でした。興味のある話や質問などありましたら記事にしたいと思ってますので、お気軽に送ってくださいな。それではまたね!

 

 

 

学校の先生を目指していた話

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こんにちは、さかもとこのみです。

 

「こんにちは」「こんばんは」という言葉は、「今日(こんにち)は良い天気ですね」「今晩は月が綺麗ですね」といった挨拶が省略されて使われるようになったものです。「こんにちわ」「こんばんわ」のように誤った表記をされることも多いですが、元の意味を知っていると助詞の「は」が正しいとすぐに覚えられます。

 

私は現在イラストレーターとして活動していますが、大学までは国語の先生を目指して勉強していました。今回はどんなふうにして国語の先生を目指すようになったのか、そしてどんなふうにして目指し終わったのかについて書きます。

 

 

ふわっと進路が決まった

小学生から高校時代にかけて、私は将来やりたいことが特にありませんでした。楽観的な性格なのでそんなに焦ることはありませんでしたが、将来の夢を学校の面談やアンケートなどで聞かれるのは嫌いでした。

中学生の時に将来の夢についてのアンケートを配られた時の情景が今でも脳裏に焼き付いています。友達は「やっぱ公務員だよね〜安定だし」などと言いながらサラッと記入していました。私は「コウムイン…?市役所の人だっけ…?なんで市役所の人になりたいんだろう…」と思いながらふわふわしてました。

 

高校2年生頃、「そろそろ方向性を決めねばなるまい」と思い始めました。好きなことや得意なことを仕事にするといいとは噂でよく聞いていたので、得意なことを考えてみたところ、最初に“国語”が頭に浮かびました。中学から国語だけはずっと成績がよく、順位も上位をキープしていたことや、高校時代、テスト前の勉強会で何人かの友達に古典を教えた際に皆の点数が伸びたことなどの成功体験が自信になり、「国語の先生アリじゃない?」と思うように。

 

その頃の私は「国語を教えたい!でも他の仕事(部活動など)はできるだけしたくない!」と思っていたので、塾の先生になろうかな?と考えていましたが、面談で担任の先生に話したところ「塾はブラックで使い捨てだから絶対に教員がいいよ〜」と言われて「そうか〜!」と路線変更しました。実際のところはどうなのか知りませんが。

 

「国語教えられるし、学校や友達が好きだし、修学旅行もまた行きたかったし、超いいじゃーん!」という安直な考えでしたが、初めて「目指すもの」ができました。

 

こうして私は国語の免許が取れる大学に行かせてもらうことになりました。

 

 

アルバイトやボランティアで先生をやってみた

大学では授業以外に教員採用試験の対策講座を受けたり、友達と集まって過去問を問いたりと、筆記試験や面接に向けて勉強をしていましたが「教える経験を積みたい!」「現場で学びたい!」「子どもと関わることに慣れたい!」「ぶっちゃけ先生って呼ばれたい!」「ぶっちゃけ面談で言えるアピールポイントが欲しい!」などなどの思いから教育に関係するアルバイトやボランティアもやってみました。

 

・児童クラブのアルバイト

夏休み限定の短期アルバイトでした。地元の小学校で、児童クラブの小学生を一日見るお仕事です。ボードゲームやカードゲームをしたり、ベイマックスをみんなで見たり、毎日遊びがメインの正直美味しい仕事でした(おやつの準備したり、お掃除したり、ちゃんと他にも仕事はしましたよ)。

 

いつも「さかもと先生〜」と引っ張りだこで嬉しかったです。妖怪ウォッチが流行っていて、私もゲームをやり込んでいたので話もよく合いました。一番大変だった仕事は外で男の子たちとする鬼ごっこでした。このアルバイトで久しぶりに子どもと関わったので、「小学生はこんな感じなのか〜」という感覚が身について良かったです。

 

・小学校の補助教員ボランティア

大学の紹介でボランティアに参加しました。朝の登校時間から4時間目まで、毎週違う学級に入り、担任の先生のサポートを受けながらお手伝いをします。朝イチで小学校へ行き、午後は大学へ行って授業を受けていました。補助教員ということで、算数の時間に質問がある子や手が進んでいない子のところへ回って教えたり、宿題をチェックしたり。

 

ただ、現場の先生たちは忙しく、あまり歓迎ムードではなかったと思います。私が教員をしていたとしても、教育実習生でもない学生がいてふらふらしていたら相手にしてられないかもしれません。言ってしまえばとても居づらい雰囲気でした。

手伝いがないか先生に尋ねた時に、長時間掲示物を貼る仕事を任されたり(授業中も休み時間もぶっ通しのため児童とも関われない)、「やることがないから子どもと一緒にテストを受けて」と言われてテストを受けたりした時に、「私は何をやっているの!?意味なくない!?」と感じ、総務の先生と校長先生に挨拶し、ボランティアを辞めました。大学でめちゃくちゃ怒られました。知らん!!!

 

・塾講師のアルバイト

地元の塾でアルバイトをしました。個別塾なので1コマで1人か2人の生徒の先生をします。「国語を教えたい」と伝えて入りましたが、塾に国語の勉強をするために通う子はあまりいなくて、ほとんど数学と英語を教えていました。国語の授業は稀でした。数学は好きでしたし、中学生相手に教える経験としてはとても良かったと思います。自分が教えたことで成績をグングン伸ばす子や、私の授業を楽しみに塾に通ってくれる子がいて、先生として嬉しいことが多かったです。

 

教員を目指している友達にも塾のアルバイトをする人が多かったですが、「現場に出る前に教える経験を積む」「生徒と関わることに慣れる」という点で、塾アルバイトはおすすめです。ただ集団と個別でだいぶ性質が異なるので、絶対にやらないといけないということは全然ないです。飲食店や服屋で働くより教員の仕事に役立つことが多いだけです。

 

 

先生になる自信がなくなっていった

そんなふうに教員を目指して、それなりにガツガツ勉強したり経験を積んだりしていましたが、3年生の頃、先生になる自信が失われていきました。理由としては、

 

・勉強しても先生になるには全然知識が足りないと感じた(国語も、それ以外も)

・周りの人と比べてしまった(みんな自分と違ってしっかりしているように見えた)

・教員の離職率が高く、私も精神的に数年でやっていけなくなると思った

 ・そもそもその頃、精神的に調子が良くなかった

 

などなど、、、

勉強すればするほど、自分の知識の無さが分かり、グループで授業や試験対策をすればするほど、周りの人はしっかりしてるのに自分は浅くて適当でアホだなあと思うようになり、完全に負のループにハマってしまいました。こうして「自分には絶対無理だ...」という思いがどんどん強まってしまいました。

 

試験はなんとか受かったとしても、仕事としてやって行く自信は私にはもうありませんでした。卒業して教員として働いている友達たち、本当に尊敬しています。純粋にすごい。

 

ということで私は、教員採用試験の一次試験に合格したところで辞退しています。教育実習は三週間しっかりと行い、中学国語と高校国語の教員免許は持っていますが使うことはなさそうです。(ママとパパへ、ごめんなさい)

 

 

おわりに

私は教員にはなりませんでしたが、相変わらず国語が好きです。ことわざや四字熟語などの言葉も好きですし、漢字も好きです。私のイラスト作品の中で言葉遊びが多いのはこの辺りから来てるのだと思います。

 

いつか、イラストで国語や教育に関われたら良いなって思ってます。問題集や参考書、辞典など教材のイラストの挿絵をお仕事で描きたいです。本当に夢です。私のイラスト挿絵の教材が販売されたら、それを使って国語の勉強をするオフ会なんかもしたいです。夢です。

 

先生を目指し始めてから目指し終わるまでのお話でした。

 

 

peing.net

 

今回の記事やイラストや活動に関することで質問などがあればこちらにどうぞ。応援のメッセージもいつも読んでいます。ありがとうございます!

 

コメントなどもお待ちしております。それではまたね! 

 

 

 

 

私が何でイラストを描いているのかって話

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質問箱にこんな質問が届いていました!

 

「このみさんは何でイラストを描いていますか?自分もさかもとこのみさんに憧れてイラストレーターを目指しているので、参考にしたいです!」

 

私に憧れてくれているんですって!!嬉しいですね!!ありがとうございます!!(だいぶお返事までに時間を置いてしまってごめんなさい、ご容赦ください)

 

さあて、この質問、「“ なにで ”イラストを描いていますか?」と「“ なんで ”イラストを描いていますか?」どっちでしょうね!!漢字だと分かりませんね!!

 

参考にしやすいのはやっぱり「なにで」の方でしょうか。「なんで」だとしたらちょっと深いね。でも実は知りたいのは深い話っていう可能性もあります。

 

ここで、間違った意味の方で答えたら、質問してくれた方をガッカリさせてしまうかもしれない、、ガッカリとまでは行かなくても、わざわざもう一度聞くのは手間だし、勇気がいることでしょう。ここで何としても私がちゃんと答えを出さないと、、、!

 

などなど考えた結果、どっちにも答えて行きたいと思います!!!どっちかに賭けるなんてリスキーなことはしますぇん。安全第一です。安心安全のさかもとこのみです。さかもとこのみに清き一票を!!!!

 

ということで、今回は質問に回答していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

私がなにでイラストを描いているか

 

現在は、iPadとアップルペンシルで描いています。ほとんどデジタルです。

 

アプリはプロクリエイトを使っています。有料ですが、一度購入してしまえばずっと使えるアプリです。値段も私が購入した時は1200円でした。

お値段以上に色んな機能があって便利ですし、とても使いやすいです!!私以外のイラストレーターさんでも使っている方は多いです。

 

ちなみにiPadを買う前はパソコンとWacomのペンタブで描いていました。ソフトはWindowsペイントです。その頃に描いた作品は解像度が低くてジャギジャギしています。

 

私がなんでイラストを描いているか

 

なんで、、なんで描いてるんですかね、、

 

以前は自分の承認欲求を満たすためというか、「私こんなの思いついたよ!みんな見てー!」という気持ちが強かったです。

私は上手く綺麗な絵を描くつもりはなく(そもそも描けないけども)、アイデアを絵に落とし込む作業を続けてきました。絵と一緒に自分の発想を見てもらいたかったわけです。

 

今も「みんな見てー!」という気持ちはもちろんありますが、自分の承認欲求のためだけじゃなくて、見てくれてる人を喜ばせたいとか、笑わせたいとか、元気にしたいとか、癒したいとか、そういうことを思いながら絵を描くことが多くなりました。

 

絵を描いて、活動を続けてきて、「元気になる」「辛い時に絵を見て癒されてました」「救われました」「落ち込んでたけど笑って元気になった」「笑い転げてる」など、たくさんの嬉しい感想をいただけたことが大きな理由だと思います。

 

私が絵を描くことで誰かのためになるんだなーって。元気づけたり笑わせたり、人の感情を動かせることに感動したんですよね。

 

なので、今は自分と、誰かのために絵を描いています。あとは、これは今も昔も変わらず、絵を描くのは楽しいです!!!!楽しくなきゃ続いてないです!!!!

 

私がナンでイラストを描いているか

 

描いてないです!一度も描いたことはありません!でもナンは好きです。インドカレー屋さんのランチセット良いですよね。飲み物やカレーが選べるやつ。私はいつもラッシーとキーマカレーを選びます。

 

おわりに

質問箱をあまり宣伝していませんが、イラストや活動、私に関する質問などを送ってもらえたらこんな感じで答えますのでよろしくお願いします。質問箱はこちらです。誤字が多いので焦らずにゆっくり送ってきてください。

 

 

peing.net

 

応援のメッセージも全部見ています!!ありがとうございます!!全部にお返事ができなくて申し訳ないです。私が喜ぶだけですが、じゃんじゃか送ってくださいな。おすすめのカレーも教えてください。

 

以上!ここまで読んでくれてありがとうございました。またね!