やりたいことが見つからなくて必死に探していた話
こんにちは!イラストレーターのさかもとこのみです。
今日は、私がやりたいことが全くなかった頃から「学校の先生になろう!」と決めるまでのお話です!
結局のところ現在先生はしていませんが、今、自分のやりたいことや将来の夢で悩んでる人、目標がなくて何かしたいなあと思ってる人のヒントにはなるんじゃないかと思ったので書いてみます。
学校の先生を目指していた話もこちらから読めますのでぜひ。
将来の話題ってやだよね
私は小中学生の頃、「将来の夢」がありませんでした。
今でこそイラストレーターとして絵を描いたり、グッズを作ったり、イベントに出たりとどんどこ活動をするようになり、やりたいことも自信を持って人に話せるようになりましたが、昔は「将来の夢」「進路希望」「職業」系の話題が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
小学生の時の「将来なりたい職業について調べてみようね〜」という時間がトラウマすぎて今でも鮮明に覚えています。職業を1人ひとつ、2時間かけて調べてまとめるんです。それも「自分がなりたい職業」を。私は特に何もなかったので、将来の夢が決まっていないことに不安を抱えつつ、仕方なくお花屋さんについて調べました。「手が荒れる」という情報しか頭に入りませんでした。お花屋さんについて調べたから、お花屋さんにならないといけないのかもしれない、とも思いました。
中学生の時はさらに明確に「将来の夢を紙に書いて提出してね〜」という時間がありました。これもトラウマです。小学生の時よりは知っている職業の数が増えました。「保育士、美容師、デザイナー。お花屋さん。だめだ。自分の頭ではもう思いつかない。こ、この中から選ばないといけないのか。ヒエェ。」なんて思いながらデザイナーと書いた記憶があります。全然なりたい職業ではありませんでした。隣の席の男の子と、斜めの席にいた女の子のお友達は2人とも「公務員」と書いていて、私はまた、ヒエェ。となりました。
さかもとこのみ流、やりたいことの見つけ方
そんな私が「やりたいこと」を意識して探し始めたのが高校生の頃です。
きっかけは文系・理系の選択をしなければならなかったことです。ちゃらんぽらんだった私でも「この選択でそこそこ大きく道が分かれるな?」と察したわけです。そこで初めて将来の夢について真面目に考え始めました。
将来の夢を考えるとはいえ、机に向かってじっとして頭を悩ませても、おそらく見つかりません。
「好きなことや得意なことを仕事にすると良い」ということだけは噂に聞いていたので、生活の中で私は「自分の好きなことや得意なこと」を気にするようにしてみました。こうしてアンテナを張ると、結構見つかるんですよ。例えば…
「パン屋さんのパンって美味しいわ〜。本当好きだわ〜。スーパーやコンビニのパンはそんなに好きじゃないけどパン屋さんのパンって最高なんだよな〜。どれにしようか悩んじゃうもん。焼きたての匂いも良い〜〜。あっそうだパン屋さんになっちゃおうかな」
「また前髪伸びたよ〜。自分で切ろっと。なかなか上手いよなあ。あれ?もしかして才能ある?美容師できるんじゃね?」
「文化祭のポスター作り楽しいなあ〜フォトショで画像編集するの結構好きだな〜〜CGクリエイターとか楽しいかもな」
「はーーーーっ!宇宙って面白いなーー!火星と木星あたりが特に好きだわー。星って素敵だわー。よおし、決めた!宇宙飛行士になろーっと。」
「国語だけはいつも点数いいな〜。授業も楽しいしな〜。国語なら一生勉強してもいいわ〜。これくらいなら教えられるし、塾の先生でもやってみっか!」
「人生最後の修学旅行…楽しかった…もうないんだ修学旅行…また行きたいな…あっ学校の先生になったらまた行けるのか、学校の先生やろ」
「旅行って楽しいよな。旅人になるか」
こんな風に、思いつくたびに「私、宇宙飛行士になるわ。」「私、登山家になるわ。」などと言っていました。現実的なものも、そうでないものもありますが、「将来」がNGワードだった私に、いくつもの将来の夢候補が生まれたのです。これには私もびっくりしました。
習いごとやボランティアなど無理に特別なことをする必要はなくて、普段の学校の勉強やイベントや、趣味や遊びを一生懸命やっていたら結構見つかります。全力で取り組むって、そういう意味で大事なんだと思います。
ということで私の高校時代の将来の夢候補はこんな感じでした。
・登山家
・CGクリエイター
・宇宙飛行士
・塾の先生
・学校の先生
・パン屋さん
・美容師
みんな自分が本当にやりたいことをできたらいいね🤺 pic.twitter.com/v6tNTBOImv
— さかもとこのみ🌷💪 (@konomiracle_) 2017年4月9日
大学生の時は「ヒーローになりたい」と言っていましたが、これは『僕のヒーローアカデミア』の影響です。本気でヒーローになりたいと思ってました。(漫画もアニメもおすすめだよ)
やりたいことが見つかったら
将来の夢候補がたくさん生まれたのはよかったですが、まだ候補です。将来の夢ではありません。現実は厳しく、ここからさらに道を絞っていかなければなりません。私は候補の中でも「特に楽しそうと感じる」「お給料が安定しそう」な学校の先生を目指し始めました。
ただ、「将来の夢候補」のものは興味があったので、機会があったらチャレンジしてみてました。
高校や大学で宇宙の分野を勉強できる科目を選択してみたり。オープンキャンパスでデジタル系の大学へ行き、3DCGソフトを実際に触ってみたり。筑波山を登ったり。アルバイトで、パン屋さんや塾で働いてみたり。ボランティアや教育実習で学校の先生も体験しました。
「全部挑戦してみよう!」と意識高く行動したわけではなく、自分の興味がどこにあるか分かったことで、チャンスがあった時にどんどん飛び込んでいけたという感じです。
少しでも経験してみることで「楽しいけどこれはもういいや」と満足したり、「ちょっと思ったより難しいな」と気づいたりできるので、積極的に触れてみるのはいいことだと思います。
もし私がどれも体験しないままイラストレーターをしていたら、「塾の先生もやってみたいんだよなあ」「パン屋さんになりたかったなあ」などの邪念が入り、今の仕事の邪魔になっていたかもしれません。悩む時間がもったいないので、職業に限らず、気になることはどんどんやってみるべきだと私は思ってます。
まとめ
「アンテナを張って、ささいなことでも、自分の好きなことや得意なことを見つける」
「今、目の前にある自分にできること、やるべきことを一生懸命やってみる」
私は、やりたいことを見つけるためにこの2つが大事だと声を大にして言います!!行くよ!
この2つが大事だ!!!
私は大学に入ってから、教員からイラストレーターに急激な路線変更をしていますが、やっていることは変わりません。自分の好きなことや得意なことを模索していった結果こうなりました。
自分がクリエイティブな活動をしたいと気づけてからは、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、人生が変わりました。あの瞬間、急に世界がキラキラして見えたんですよね。本当に。大袈裟に聞こえますよね。笑
目標のある人生は楽しいですよ。
以上、やりたいことが見つからなかったけど探したら結構見つかった話でした。読んでくれてありがと〜。それではまたね!
【デザフェス出展者】当日までに準備しておくとよい物とやっておくとよい事
こんにちは!
イラストレーターのさかもとこのみです。
今回のテーマは、「デザインフェスタに出展する人間が当日までに準備しておくべきもの!」です!
私はかれこれデザフェスに6回ほど出展経験があります。
初めて出展した時よりはスムーズに準備できるようになりましたが、今でも毎回イベント直前になって、何を準備していいか分からず焦ります。準備しても、何か忘れてそうで不安になることもしばしば。
なので、誰かの参考になればいいなと思いつつ、半分は自分用です。笑
デザフェス以外の、コミティアやクリエイターズマーケット、ハンドメイドマルシェなどのイベントでも参考になる部分があるかと思いますので、良かったらイベント前にチェックしてみてください。
それでは私なりのデザフェス準備を紹介していきます!
準備しておくといいもの編
展示、販売する作品
一番必要なのが展示・販売する作品です。これがないとただのピクニックブースになります。
イラストレーターの私なら、絵やオリジナルのグッズなどを用意します。写真家の人は写真だったり、ハンドメイドをする人はハンドメイド作品だったりします。迷路職人なら迷路ですし、Tシャツクリエイターなら、Tシャツです。
自分のセンス溢れた作品をたくさんの人間に見せびらかすチャンスですので、一番気合を入れて準備しましょう。また、その場で似顔絵を描いたり、リクエストのアクセサリーを作ったりする場合は必要な画材や材料なども忘れないように注意です。私は前回、画材を忘れました。
名刺
SNSのアカウントやホームページ、作品の販売サイトなどを記載した名刺を用意しておくと良いです。私は、せっかくデザフェスの会場で自分の作品を知ってもらえたなら、その場限りで終わらずその後も応援してもらいたいので、毎回必死に配っています。笑
毎回200〜400枚ほど用意し、興味を持ってくれた方や作品を購入してくださったりする方に渡しています。LINEスタンプもQRコードを載せるようにしてから当日の売り上げが良くなったので、載せておくのはオススメです。
ただデザフェスではたくさんの人が名刺を配っていて、帰ってから「この人誰だっけ?」となることも多いので、自分の作品がわかりやすいものを作るのは大事だと思います。作品を買ってもらった場合は同じ袋に入れておくと分かりやすいかな。
一期一会過激派の方は名刺は必要ないですね。
おつりとおつり入れ
私は100円玉と500円玉を15〜20枚ずつ用意してます。ちょうど良いかは分かりませんが、足りなくなったことはないです。お札は、最初に3人連続で1万円札だったとしても大丈夫なようにしてます。
初出展の時の私は「念のため...」と思いながらおつり用の1万円札を3、4枚用意していました。みなさん知らないかもしれませんが、実は、おつりとして1万円札を使う機会はありません。なぜなら、2万円札や5万円札が存在しないからです(ドドーン)。
作品をお渡しする用の袋
作品を買ってもらった際に入れる袋です。私は初め、いろんな大きさの袋を5種類くらい揃えて作品の大きさに合わせて入れてました。悪くはないですが、袋を置く場所をとることや、選ばなくてはならないことが大変だったので、全部の作品が入る大きめの袋を用意してみたところ、とても楽になりました。
クリアファイルも入るサイズで便利でした。持ち手がついているとお客さんとしても持ち運びやすいよね。 半透明なので中身も見えて可愛かったです。
「缶バッチを一つ」など小さい作品の場合は、大きい袋だとかさばってしまうので小さい袋に入れていました。2種類にしてからかなり管理しやすかったです。
私が実際に使ってる袋たちです。
↓↓↓
ディスプレイに使用する什器
作品を飾る棚や、入れ物などを必要な分だけ用意します。私は値段の安さと持ち運びやすさを重視しながら、大体100円ショップで揃えています。「デザフェス」で画像検索するといろんな人のブースの写真が出てくるので、ディスプレイの参考にしてました。
また、テーブルに布をかけるとブースの見栄えがよくなります。机の下に置いている荷物やお菓子も隠せます。ちなみに、私がいつもテーブルに敷いている布は無地のカーテンです。防炎ラベルがついていることが条件にあったので、どうして良いか分からずカーテンを購入しました。笑
色や長さが選べるのでそこそこ便利です。現在ではイベント出展用の布もオリジナルで作れるサービスが増えてきているので、私もそちらを近いうちに利用してみたいと思ってます。
この布と別に、席を離れたり、1日目に撤収したりする時に机にかけておく布があると安心です。盗難防止になります。
販促物(看板やPOPなど)
ブースの名前を書いた看板や、作品の値段が分かるPOPを用意しておくと吉です。POPがなくても、ひとつひとつの作品に値札はつけておきましょう。値段がついていないと売り物として認識されなかったり、手が出せなかったりします。
直接聞いてくれるお客さんもいますが、「分からないし、まあいいや」と離れてしまうお客さんも多いので、一目で分かるようにしておくと損はないです。
他にも通販サイトやSNSアカウントへの案内など、必要に応じてポスターやフライヤーを作っておくのも良いと思います。フリーペーパーを作って配るのも楽しくてオススメです!
お道具箱
はさみ、テープ、画鋲、筆記用具などはあると便利です。私は他にもクリップや紐など色々使っています。テープは、ブース設営にセロハンテープ、作品を入れた袋を止めるマスキングテープ、テーブルに布を固定するガムテープと使い分けています。
食べ物、飲み物
イベントの途中で抜けられないことが多いので(特に1人出展の時!)、あらかじめ簡単に食べられるお菓子や飲み物を買っていってます。会場にもフードエリアやコンビニはありますが、朝やお昼は混んでしまうので並ぶのも大変です。初出展のときの私は、開場から終わりまで、飲まず食わずトイレに行けずでした…。
出展者パス
これまでは忘れると会場で購入できましたが、vol.53では感染症対策のため、当日販売がないらしいです。私も書きながらドキドキしてきました。忘れないように気をつけます。
やっておくといいこと編
レンタル備品を申し込む
机や椅子、壁などはほとんどの人がレンタルしています。自分で持ち込んでもOKです。レンタル備品を申し込んでおくと、当日自分のブースに頼んでおいた机や椅子がドカンと置かれています。事前申し込みじゃないと借りられない備品もあるので注意です。
お品書きを作る
余裕があれば、販売する作品のお品書きを作ってSNSで公開しておくと分かりやすくて良いと思います。値段を書いていない人も多いですが、書いておくと買うものを決めやすく、親切だと個人的には思っています。
ブースレイアウトの確認
「当日はこんなふうにディスプレイをするぞ〜!」と、お家で試しに作品を並べてみることをおすすめします。ぶっつけ本番だと焦るからです。当日はただでさえワタワタしてます。実際に並べてみると直したいところや足りないものが出てくることもあるので、必ず一度は確認するようにしています。
レジアプリに登録
お会計はレジアプリがとても便利です。在庫数や売り上げなどが簡単に管理できます。作品の種類や値段は当日までに登録しておくと、バタバタしなくて済みます。私はいつも終わってなくて、当日の朝バタバタしてます。本当にやめたほうがいいです。絶対にやっておいたほうがいいです。
作品の在庫数とお釣りを数えておく
売れた作品数や売上などがちゃんと分かるように、在庫数やお釣りは把握しておきましょう。次に出展するときの参考にもなります。
出展することを宣伝する
お客さんに来てもらえるように告知はしっかりするべきです!毎投稿フォロワーさんが見てくれてるとも限らないので、何度かしてもいいと思います。
また、デザフェスは「出展者紹介」「リツイート祭り」など告知の場を設けてくれているので、積極的に参加するといいと思います。デザフェスに興味のある人が見てくれるので、反応してもらいやすいです。実際にこれらを見て来てくれた方も過去にたくさんいました。リツイート祭りにお品書きを載せられると最高です。
当日に「デザフェス」「デザフェス53」等で検索して出展者を調べる方もいるので、当日もハッシュタグと一緒に作品やブースの写真などを載せると効果があります。
おわりに
準備するものが多くて大変ですね!!(笑)
遠方から参加する方は、乗り物や宿の予約なども必要です。ひえ〜〜。
でもやっぱり直接自分の作品を見てもらったり、感想をいただいたりする貴重な場ですし、何より楽しいので、大変だったことをすっかり忘れて、毎回出展して良かったな〜といい思い出になって終わります。
次回のデザフェスは2021年5月29日、30日です。私も両日出展しますよ!初めてのライブペイントブースです。【E-08】にてお待ちしております。
以上、デザフェス当日までに準備するべき物とやっておくといいことでした。
今回の記事やイラストの活動に関する質問があれば、質問箱やDMまでどうぞ。コメントもお待ちしております。それではまたね!
リクエストがあったLINEスタンプを全部作っていた話
こんにちわんこそば。
先日、Twitterにてアイコン企画を行いました。
【アイコン描くよ】
— さかもとこのみ🌷💪 (@konomiracle_) 2021年1月12日
参加者みんなに描くアイコン企画です!わりといい加減な企画です!画像の文を必ず読んで、よしとしてくれる優しい方のみ参加してね🙆♀️
応募はフォロー&RTをした後に、リプでなんの絵がいいかお伝えください!修正はしません!一発勝負です!それではスタート!!#アイコン企画 pic.twitter.com/4BZpi1gGwS
※リンク先の企画は終了しています!
フォロー&RTしてくれた人全員にアイコンを描くという企画です。「フォロワーを増やしたい!」「私の絵をたくさんの人に見てほしい!好きになってほしい!」という下心満載な企画です。(他にもいいことがたくさんある最高の企画なので、「全員に描くアイコン企画」についてはまた詳しく書きます。)
現在では8000人フォロワーがいますが、
実は!!フォロワー1000人以下だった頃も私は!!今と変わらずこういった下心満載企画を開催し!!必死に自分のイラストが見てもらえるよう振る舞っていたのです!!
それが「全員に作るLINEスタンプ企画」です。
夏休み企画!!!
— さかもとこのみ🌷💪 (@konomiracle_) 2017年7月25日
LINEスタンプ50個チャレンジ(≧∇≦)
苗字・名前スタンプを中心にひたすら作ります。フォロー&RTでリクエストも受け付けますのでお気軽にリプください🐶🐱🐰#拡散希望
現在発売中のスタンプはこちらhttps://t.co/bKXyaoERLa
※リンク先の企画は終了しています。
最近でもLINEスタンプのリクエストを募集することはありますが、「爆笑するリスを入れてほしいです!」「“電話しよ”がほしいです!」といったリクエストを受けて、一つずつ制作をするというように、あくまで、みんなのリクエストを詰め込んで1セットのLINEスタンプを作っています。
「どうぶつがたくさん5」より
全員に作るLINEスタンプ企画はもっと大変な企画で、「中村がおくるスタンプを作って!」「そうまさん専用のスタンプを作って!」という、スタンプまるまる1セットのリクエストを受け付けていました。フォロワーがまだ少なかったので開催できた企画ですね。今じゃ流石にできません。やりません。
当時、名前や苗字のスタンプがとても流行っていました。流行した背景もあり、今でこそカスタムスタンプと言って自分の名前を設定して使えるスタンプがありますが、当時はなかったので苗字や名前ごとに一つ一つ制作することになります。
私も流行りに乗って、自分専用の“坂本スタンプ”を作ったところ「私もほしいな〜」と友達や親戚に言ってもらえるようになりまして、「いいよ!全然作るよ!」ってことでホイホイ作っていました。
で、「これは募集したら作ってほしい人はもっといるんじゃないか〜!?」ってことで、ツイートで募集をかけたのでした。実際にやってみると、私のイラストを好いてくれている人にはもちろんですが、特にマイナーな苗字や名前の人に喜んでもらえました。LINEスタンプで稼ぎたい人は“佐藤スタンプ”“鈴木スタンプ”のように人口が多い苗字をどんどん作っていくため、マイナーな苗字や名前の人は検索してもなかなか自分のスタンプが無かったのです。
例えば この「しかのやがおくるスタンプ」「なもみがおくるスタンプ」はリクエストで作ったものです。他にもたっっっくさんリクエストで作った名前スタンプがあります。
私のLINEスタンプの販売数が多い理由と、珍しい名前やマイナーな名前のスタンプが多い理由がここにあります。
ただ、当時は売れ行きだったので、私以上に苗字・名前スタンプを大量に販売している人はわんさかいます。後から、自分のイラストのコピーも許されるようになったからね。大量生産し放題だったので、スタンプを審査に出せるのが1日30件までという条件もつくようになりました。(余談でした)
面白いのは、メジャーな苗字の子には「さかもとこのみさんの絵でほしいから作って!他にもいるだろうし!」と、珍しい苗字の子には「マイナーな苗字で需要ないのにごめんね、ありがとう」と言ってもらえることが多かったのですが、そんなに単純ではないということです。
私は苗字スタンプを作る時、必ず苗字ランキングをチェックして参考にしていました。
名字検索No.1/名字由来net|日本人の苗字・姓氏99%を掲載!!
「坂本」で検索すると、
【全国順位】 40位
【全国人数】 およそ324,000人
と、全国での人数と順位が出てきます。一例ですが、私がスタンプを作った苗字の中で見てみると、「田中」さんは
【全国順位】 4位
【全国人数】 およそ1,330,000人
「鹿野谷(鹿野屋)」さんは
【全国順位】 19,848位
【全国人数】 およそ230人
となっています。
こんなにも違うものなのか、というくらい差があります。
圧倒的に人数が多いので一見「田中さんがおくるスタンプ」の方が売れそうですが、実は「しかのやさんがおくるスタンプ」の方が売れていました。これは「田中さん専用スタンプ」を需要があると思って作る人が多すぎて、私が作っても埋もれてしまったためです。リリースした月でさえ、リクエストしてくれた子の他に全然買ってもらえなかった気がします。
一方で「しかのやさん専用スタンプ」は人数が少なく、なかなか作ろうと思う人がいないため、検索しても私が作ったスタンプしか出てきません。ですから、リクエストしてくれた鹿野谷さん以外にも購入してくれる鹿野屋さんがわりといるのです。珍しい名前や苗字でも、検索して見つかったら嬉しいですよね。
こんな感じで需要と供給のバランスを考え、模索しながらLINEスタンプの売り上げアップを目指して制作していくのが、当時の楽しみでした。リクエスト以外では、“そこそこ人数がいるけど、あまりスタンプは出ていない苗字”を探して作っていました。やっていて面白かったです。
結局、全部でいくつリクエストを受けたかは記録していないので覚えていません。多くて1日5セット描いて審査に出していました。今よりダイナミックな筆さばきだったので(言い方)、1セットあたり45分で制作していましたね、、速い、、
ちなみに先ほども書いたように、今はカスタムスタンプがあるので、LINEスタンプで稼ぎたいと思っている人がいましたら、苗字スタンプを大量に作る方法はおすすめしません。今でもちょこちょこ売れていますが、売り上げのほとんどは、日常的に使える動物のスタンプや女の子のスタンプなどの普通のスタンプが占めています。
私も今後、苗字・名前スタンプを単体で作る予定はないです。もしかしたらカスタムスタンプを作る日が来るかもしれません。
でもあれ大変そうなんだよなあ、、、
うーん、、、
作りたいとは思っています。ええ。
以上、リクエストのLINEスタンプを全部作っていた話でした。興味のある話や質問などありましたら記事にしたいと思ってますので、お気軽に送ってくださいな。それではまたね!
学校の先生を目指していた話
こんにちは、さかもとこのみです。
「こんにちは」「こんばんは」という言葉は、「今日(こんにち)は良い天気ですね」「今晩は月が綺麗ですね」といった挨拶が省略されて使われるようになったものです。「こんにちわ」「こんばんわ」のように誤った表記をされることも多いですが、元の意味を知っていると助詞の「は」が正しいとすぐに覚えられます。
私は現在イラストレーターとして活動していますが、大学までは国語の先生を目指して勉強していました。今回はどんなふうにして国語の先生を目指すようになったのか、そしてどんなふうにして目指し終わったのかについて書きます。
ふわっと進路が決まった
小学生から高校時代にかけて、私は将来やりたいことが特にありませんでした。楽観的な性格なのでそんなに焦ることはありませんでしたが、将来の夢を学校の面談やアンケートなどで聞かれるのは嫌いでした。
中学生の時に将来の夢についてのアンケートを配られた時の情景が今でも脳裏に焼き付いています。友達は「やっぱ公務員だよね〜安定だし」などと言いながらサラッと記入していました。私は「コウムイン…?市役所の人だっけ…?なんで市役所の人になりたいんだろう…」と思いながらふわふわしてました。
高校2年生頃、「そろそろ方向性を決めねばなるまい」と思い始めました。好きなことや得意なことを仕事にするといいとは噂でよく聞いていたので、得意なことを考えてみたところ、最初に“国語”が頭に浮かびました。中学から国語だけはずっと成績がよく、順位も上位をキープしていたことや、高校時代、テスト前の勉強会で何人かの友達に古典を教えた際に皆の点数が伸びたことなどの成功体験が自信になり、「国語の先生アリじゃない?」と思うように。
その頃の私は「国語を教えたい!でも他の仕事(部活動など)はできるだけしたくない!」と思っていたので、塾の先生になろうかな?と考えていましたが、面談で担任の先生に話したところ「塾はブラックで使い捨てだから絶対に教員がいいよ〜」と言われて「そうか〜!」と路線変更しました。実際のところはどうなのか知りませんが。
「国語教えられるし、学校や友達が好きだし、修学旅行もまた行きたかったし、超いいじゃーん!」という安直な考えでしたが、初めて「目指すもの」ができました。
こうして私は国語の免許が取れる大学に行かせてもらうことになりました。
アルバイトやボランティアで先生をやってみた
大学では授業以外に教員採用試験の対策講座を受けたり、友達と集まって過去問を問いたりと、筆記試験や面接に向けて勉強をしていましたが「教える経験を積みたい!」「現場で学びたい!」「子どもと関わることに慣れたい!」「ぶっちゃけ先生って呼ばれたい!」「ぶっちゃけ面談で言えるアピールポイントが欲しい!」などなどの思いから教育に関係するアルバイトやボランティアもやってみました。
・児童クラブのアルバイト
夏休み限定の短期アルバイトでした。地元の小学校で、児童クラブの小学生を一日見るお仕事です。ボードゲームやカードゲームをしたり、ベイマックスをみんなで見たり、毎日遊びがメインの正直美味しい仕事でした(おやつの準備したり、お掃除したり、ちゃんと他にも仕事はしましたよ)。
いつも「さかもと先生〜」と引っ張りだこで嬉しかったです。妖怪ウォッチが流行っていて、私もゲームをやり込んでいたので話もよく合いました。一番大変だった仕事は外で男の子たちとする鬼ごっこでした。このアルバイトで久しぶりに子どもと関わったので、「小学生はこんな感じなのか〜」という感覚が身について良かったです。
・小学校の補助教員ボランティア
大学の紹介でボランティアに参加しました。朝の登校時間から4時間目まで、毎週違う学級に入り、担任の先生のサポートを受けながらお手伝いをします。朝イチで小学校へ行き、午後は大学へ行って授業を受けていました。補助教員ということで、算数の時間に質問がある子や手が進んでいない子のところへ回って教えたり、宿題をチェックしたり。
ただ、現場の先生たちは忙しく、あまり歓迎ムードではなかったと思います。私が教員をしていたとしても、教育実習生でもない学生がいてふらふらしていたら相手にしてられないかもしれません。言ってしまえばとても居づらい雰囲気でした。
手伝いがないか先生に尋ねた時に、長時間掲示物を貼る仕事を任されたり(授業中も休み時間もぶっ通しのため児童とも関われない)、「やることがないから子どもと一緒にテストを受けて」と言われてテストを受けたりした時に、「私は何をやっているの!?意味なくない!?」と感じ、総務の先生と校長先生に挨拶し、ボランティアを辞めました。大学でめちゃくちゃ怒られました。知らん!!!
・塾講師のアルバイト
地元の塾でアルバイトをしました。個別塾なので1コマで1人か2人の生徒の先生をします。「国語を教えたい」と伝えて入りましたが、塾に国語の勉強をするために通う子はあまりいなくて、ほとんど数学と英語を教えていました。国語の授業は稀でした。数学は好きでしたし、中学生相手に教える経験としてはとても良かったと思います。自分が教えたことで成績をグングン伸ばす子や、私の授業を楽しみに塾に通ってくれる子がいて、先生として嬉しいことが多かったです。
教員を目指している友達にも塾のアルバイトをする人が多かったですが、「現場に出る前に教える経験を積む」「生徒と関わることに慣れる」という点で、塾アルバイトはおすすめです。ただ集団と個別でだいぶ性質が異なるので、絶対にやらないといけないということは全然ないです。飲食店や服屋で働くより教員の仕事に役立つことが多いだけです。
先生になる自信がなくなっていった
そんなふうに教員を目指して、それなりにガツガツ勉強したり経験を積んだりしていましたが、3年生の頃、先生になる自信が失われていきました。理由としては、
・勉強しても先生になるには全然知識が足りないと感じた(国語も、それ以外も)
・周りの人と比べてしまった(みんな自分と違ってしっかりしているように見えた)
・教員の離職率が高く、私も精神的に数年でやっていけなくなると思った
・そもそもその頃、精神的に調子が良くなかった
などなど、、、
勉強すればするほど、自分の知識の無さが分かり、グループで授業や試験対策をすればするほど、周りの人はしっかりしてるのに自分は浅くて適当でアホだなあと思うようになり、完全に負のループにハマってしまいました。こうして「自分には絶対無理だ...」という思いがどんどん強まってしまいました。
試験はなんとか受かったとしても、仕事としてやって行く自信は私にはもうありませんでした。卒業して教員として働いている友達たち、本当に尊敬しています。純粋にすごい。
ということで私は、教員採用試験の一次試験に合格したところで辞退しています。教育実習は三週間しっかりと行い、中学国語と高校国語の教員免許は持っていますが使うことはなさそうです。(ママとパパへ、ごめんなさい)
おわりに
私は教員にはなりませんでしたが、相変わらず国語が好きです。ことわざや四字熟語などの言葉も好きですし、漢字も好きです。私のイラスト作品の中で言葉遊びが多いのはこの辺りから来てるのだと思います。
いつか、イラストで国語や教育に関われたら良いなって思ってます。問題集や参考書、辞典など教材のイラストの挿絵をお仕事で描きたいです。本当に夢です。私のイラスト挿絵の教材が販売されたら、それを使って国語の勉強をするオフ会なんかもしたいです。夢です。
先生を目指し始めてから目指し終わるまでのお話でした。
今回の記事やイラストや活動に関することで質問などがあればこちらにどうぞ。応援のメッセージもいつも読んでいます。ありがとうございます!
コメントなどもお待ちしております。それではまたね!
私が何でイラストを描いているのかって話
質問箱にこんな質問が届いていました!
「このみさんは何でイラストを描いていますか?自分もさかもとこのみさんに憧れてイラストレーターを目指しているので、参考にしたいです!」
私に憧れてくれているんですって!!嬉しいですね!!ありがとうございます!!(だいぶお返事までに時間を置いてしまってごめんなさい、ご容赦ください)
さあて、この質問、「“ なにで ”イラストを描いていますか?」と「“ なんで ”イラストを描いていますか?」どっちでしょうね!!漢字だと分かりませんね!!
参考にしやすいのはやっぱり「なにで」の方でしょうか。「なんで」だとしたらちょっと深いね。でも実は知りたいのは深い話っていう可能性もあります。
ここで、間違った意味の方で答えたら、質問してくれた方をガッカリさせてしまうかもしれない、、ガッカリとまでは行かなくても、わざわざもう一度聞くのは手間だし、勇気がいることでしょう。ここで何としても私がちゃんと答えを出さないと、、、!
などなど考えた結果、どっちにも答えて行きたいと思います!!!どっちかに賭けるなんてリスキーなことはしますぇん。安全第一です。安心安全のさかもとこのみです。さかもとこのみに清き一票を!!!!
ということで、今回は質問に回答していきますので、どうぞよろしくお願いします。
私がなにでイラストを描いているか
現在は、iPadとアップルペンシルで描いています。ほとんどデジタルです。
アプリはプロクリエイトを使っています。有料ですが、一度購入してしまえばずっと使えるアプリです。値段も私が購入した時は1200円でした。
お値段以上に色んな機能があって便利ですし、とても使いやすいです!!私以外のイラストレーターさんでも使っている方は多いです。
ちなみにiPadを買う前はパソコンとWacomのペンタブで描いていました。ソフトはWindowsペイントです。その頃に描いた作品は解像度が低くてジャギジャギしています。
私がなんでイラストを描いているか
なんで、、なんで描いてるんですかね、、
以前は自分の承認欲求を満たすためというか、「私こんなの思いついたよ!みんな見てー!」という気持ちが強かったです。
私は上手く綺麗な絵を描くつもりはなく(そもそも描けないけども)、アイデアを絵に落とし込む作業を続けてきました。絵と一緒に自分の発想を見てもらいたかったわけです。
今も「みんな見てー!」という気持ちはもちろんありますが、自分の承認欲求のためだけじゃなくて、見てくれてる人を喜ばせたいとか、笑わせたいとか、元気にしたいとか、癒したいとか、そういうことを思いながら絵を描くことが多くなりました。
絵を描いて、活動を続けてきて、「元気になる」「辛い時に絵を見て癒されてました」「救われました」「落ち込んでたけど笑って元気になった」「笑い転げてる」など、たくさんの嬉しい感想をいただけたことが大きな理由だと思います。
私が絵を描くことで誰かのためになるんだなーって。元気づけたり笑わせたり、人の感情を動かせることに感動したんですよね。
なので、今は自分と、誰かのために絵を描いています。あとは、これは今も昔も変わらず、絵を描くのは楽しいです!!!!楽しくなきゃ続いてないです!!!!
私がナンでイラストを描いているか
描いてないです!一度も描いたことはありません!でもナンは好きです。インドカレー屋さんのランチセット良いですよね。飲み物やカレーが選べるやつ。私はいつもラッシーとキーマカレーを選びます。
おわりに
質問箱をあまり宣伝していませんが、イラストや活動、私に関する質問などを送ってもらえたらこんな感じで答えますのでよろしくお願いします。質問箱はこちらです。誤字が多いので焦らずにゆっくり送ってきてください。
応援のメッセージも全部見ています!!ありがとうございます!!全部にお返事ができなくて申し訳ないです。私が喜ぶだけですが、じゃんじゃか送ってくださいな。おすすめのカレーも教えてください。
以上!ここまで読んでくれてありがとうございました。またね!
私を応援したいと思ってもらえたら読んでほしい記事
今日、25さいの誕生日を迎えました!!!イエーい!!
たくさんのフォロワーさんから「誕生日おめでとう」「応援しています」の言葉をいただいて、本当に嬉しかったです。こんなにもらえると思ってなかったので、びっくりしています。お祝いしてくださった皆様、ありがとうございました!!
たくさんのお祝い、応援メッセージをいただいたので、今日は私を応援する方法(私がしてもらったら嬉しいこと)を一度、具体的に書いてみようかなと思い立ちました。かなり図々しいような気もしますが、誕生日だし今日くらいは許されるかなと。(笑)
というわけで、気が向いた方は読んでいってください!イラストレーターとして食べていけるようになるために、有名になるために、私がしてもらったら嬉しいことリストです!!!
・SNSにいいねやRTをする
これが一番お手軽ですが、応援効果も絶大です!!!フォロワーさんの反応が多いほどたくさんの人に見てもらう機会になります。そこから仕事につながることもたくさんあります。そして、何より私のモチベーションにもなります。
いいですか?私は長女ですが、いいねの数がモチベーションになっているんです。反応が少ないとそこそこへこみますし、多いと調子に乗ります。よろしくお願いしますよ、本当。
もちろん反応の多い、少ないは私がいい作品を作れるか、面白い投稿ができるか次第ではあるので、私も頑張ります!!!
・イラストの依頼をする
イラストレーターを続けていくためにも、イラストのお仕事をもらえるのがやっぱりありがたいです。現在は個人様からのご依頼を受け付けています。アイコンが一番人気ですが、最近は誕生日や記念日などのお祝いに贈る用のイラストをご依頼いただくことがかなり増えてきました!!
「応援の気持ちでちょっとアイコンを頼もうかな」などのご依頼も嬉しいので、気軽にDMしてもらえたらと思います。(Twitterは固定ツイート、Instagramはハイライトに料金表があります)
あと、ひとつ気をつけていただきたいのですが、たまに「色つけときますね」と言って多めにご依頼料をくださったり、スタバやドトールのチケットをくださったりする方がいます。
これは正直言いますと、めちゃくちゃに嬉しいです。気持ちが本当に嬉しいですしスタバが飲めるのも嬉しいです。モチベーションも爆上がりです。
調子に乗って踊り出すので腕とかぶつからないように気をつけてくださいね。なんちって。えへ。
・イベントに行く
年に何度か、デザインフェスタに出展したり、展示やオフ会をしたりします。リアルでのイベントに足を運んでもらえるのは本当に嬉しいです!フォロワーさんと直接お話ができるのはとても励みになります。
このご時世なので今はなかなか難しいかもしれませんが、いつか遊びに来てください。
・グッズやLINEスタンプを買う
SUZURIのグッズやLINEスタンプを販売しています!!どちらも既にかなりの数の作品が出ていますので、見たことがない方はぜひ見てみてください。
活動して4年近く経ちますが、誰かが自分のイラストをグッズとして身につけてもらったり、普段から使ってもらったりすることはずっと嬉しいです。これを買ってもらえると、ちょこっと私の収入になるのでとってもありがたいです。
SUZURIのグッズもLINEスタンプもたまに新しいものを作っているので、時々チェックしてもらえたら嬉しいです!!(新しいものを作った時には告知してます!)
たまにSUZURIでないセルフの通販もやっています!
・ファンクラブに入る
月額会員制のファンクラブ、「秘密結社さかもとこのみの会」で週に一度『このーみ通信』を更新しています。私のおしゃべりに加えて、限定のイラストや写真などを見ることができます!!我ながらなかなか良いコンテンツです。
他にも、グッズやイベント情報の先行公開や、イベントで使えるクーポンなど盛り沢山なのでよかったら入ってみてください。いくつか無料で読める記事もあります!
もちろん応援の気持ちがあって長く入っていただけるのが一番嬉しいですが、たまに入って記事を読みあさったり、特典のためにイベント前だけ入ったり、入ったり出たりを繰り返したりしても私は気にしない(むしろ見てくれるなら嬉しい)ので、ド気軽に覗いてみてね!
・ほしいものリストからプレゼントする
シンプルに嬉しいです。経済的に助かることはもちろん、ほしいものリストからプレゼントをもらえることが有名人っぽいので、何重にも嬉しいです。
イラストや色彩、デザインの本、その他にも役立つ本を贈ってもらえることが多く、勉強の助けにもなっています。大量にお菓子や干し芋やカップ麺が届くこともあります。とにかく助かります。
いつもありがとうございます。時々更新します。
・ラジオを聴く
もう一年以上やっているラジオです。すっごく面白いのにそんなに伸びてないので、広告なしで聴くことができます。よかったね!!!
私のことを知ってもらえることも、私の仲良しである、のうさんと駆け抜けるおにぎりさんのことを知ってもらえることも、いつもタイムリーな話題をフォロワーさんと共有できることも嬉しいです!!リスナーさんからは好評です!感想やお便りなどもいつも楽しく見ています!!
・周りの人間に勧める
「友達に勧められて知りました!」と言ってくださるフォロワーさんが意外にも多く、布教効果のすごさをひしひしと感じています。ぜひ家族や恋人やお友達におすすめして、潜在意識にすり込ませてください。嫌な顔されても責任は一切負えません。自己責任でお願いします。
LINEスタンプやグッズを堂々と使うだけでも良いです。「何それ?」とつっこまれたら声を大にして「「「これさかもとこのみさんっていうイラストレーターが描いたんだぜ!!!!」」」と言ってください。
・いきなりなんかくれる
イラストレーターの中には差し入れを断る方もいるので、心配な方ももしかしたらいるかもしれませんが、私はただただ嬉しいです!!何より有名人っぽいので、これまたワクワクしています。特にお手紙が嬉しくて、実は持ち歩いたりして、行き詰まった時に何度も読み返しています。ありがとうございます!!
ファンレターの宛先を聞かれることがたまにあったので、こちらのサービスからいつでも送れるようにしました!普通にお手紙を送るよりは割高で申し訳ないのですが何かありましたらぜひ!!
(ID:A1A753)
・おだてる
褒められるとやる気が出ます。たまに作文かと思うくらい長文で感想のコメントやDMをくれる方がいるのですがかなり嬉しいです。絵を描いていて、活動を続けていてよかったなあと思います!!!でもお世辞は嫌なので何かしら「こりゃ良いぞ!」と心から思ったタイミングで褒めてもらえたらと思います。(笑)
・見守る
活動を始めてから4年近くなりますが、昔から長く見てくれているフォロワーさんが今も誕生日にお祝いしてくれたり、仲良くしてくれたりするとジーンとなります。細く長く応援してもらえるってありがたいですね。もちろん太くても歓迎です。
これからもイラストを描いたり、グッズを作ったり、イベントに出たり、ラジオをしたり、文章を書いたり、試行錯誤しながらいろんな活動をしていくと思うのですが、そんな私を見守っていてくれたら嬉しいです!!!!
以上、イラストレーターとして私がしてもらったら嬉しいことリストでした!
25さい、絵描きとして、さらに成長していきたいと思っています。がんばるぞー。いつも応援してくれている方、本当に本当に支えられています、励みになっています。
ありがとうございます。
これからも仲良くしてくれたら嬉しいな!!
それでは!!
ハブアナイスデー♪
本名で活動して良かったこと
ごきげんよう、さかもとこのみです。
「さかもとこのみ」です。
私は現在、SNSでもイベントでもラジオでも「さかもとこのみ」と名乗って活動しています。私のことを知ってくださった人たちが本名と分かっているのか、ペンネームと思われているのかは分かりませんが、本名です。しかし、実は活動開始時には今とは違う名前で活動していました。
今回はその経緯や、実名で活動していて良かったことなど、活動名についてのあれこれを書いていきたいと思います。
実は2回も名前が変わっていた
自己紹介記事でも書きましたが、私はTwitterで制作物を見せびらかすアカウントを作るより前に、お小遣い稼ぎを目的にLINEスタンプを作っていました。この時にLINEスタンプクリエイターとして登録していた名前が“Sakamoto”でした。「試しに作ってみよう」くらいの気持ちだったのと、誰に見せるわけでもなくやっていたのとで、何の捻りもないクソつまらない名前で当初は活動していました。
LINEスタンプクリエイターズで名前を変更することはできるのですが、スタンプを審査に出している間は変更ができないルールだったので、よくスタンプを作っていた私はしばらく名前を変えられず、Twitterも“Sakamoto”の名前で始めました。(統一したかった)
この名前で活動していたときに感じたデメリットは次のとおりです。
・インパクトが全くなくて覚えてもらえない
・無駄にローマ字で読みにくい
・同じ名前の人がゴロゴロいる
何の捻りもないとは言いましたが、正直言うと活動名が苗字だけで有名人になって活動している人がいたらかっこいいと思います。「さかもと」という名前でフォロワーが何十万人もいるイラストレーターだったら「こいつ何者だ!?」ってなりません?(なります。)
全さかもとの代表なのでは?という気さえしてきます。
でも、さっき挙げたように、知名度を上げるまでのデメリットがまあまあ大きく、個人的には損なのではないかと思います。
LINEスタンプの審査が終わり、名前が変えられるようになったタイミングで私は活動名を“このみらくる”に変更しました。これにより先ほど書いた問題が全て解決したのです。初めて「このみらくるさんのスタンプ好き」など、名前として読んでもらえるようになりました。
IDもこの時から「@konomiracle_」を使用しています。それまでは「@sukiyakinonegi」でした。これまた見にくいですね。IDも名前と一致させたり、IDだけで誰か分かるようにするとタグづけや検索がしてもらいやすくて良いのではないかと思います。
この名前のデメリットとしては「意外とエゴサがしにくい」ということと、「ダサい」ということでした。意外とエゴサがしにくいというのは、名前が全部ひらがなだと、Twitterでは結構いろいろ引っかかっちゃうんです。
“さかもとこのみ”もひらがなですが、例えば「さっきこのみちゃんとすれ違ったかも!!」のように、文中にさかもとこのみが組み込まれていればツイートが表示されます。“このみらくる”は“さかもとこのみ”以上に違うツイートが引っかかりやすかったです。
私が一時的に“このみらくる”という名前にしていたのは理由がありました。その年、教育実習が控えていたのです。
“Sakamoto”の名前でTwitterを始めた頃には、いつか本名で活動したいという気持ちが既にあったのですが、教育実習中に先生や生徒に本名でググられてはたまったもんじゃありません。ふざけたツイートやLINEスタンプが出てきてしまいます。
でも「“Sakamoto”じゃちょっとなあ〜」ということで一時的に、気楽に“このみらくる”になっていました。教育実習中は絵も描けなかったので少し活動をお休みして、教育実習が終わるとほぼ同時に、改めてさかもとこのみとして活動を始めたのです。
なぜ本名で活動しようと思ったか
私がさかもとこのみとして活動しようと思ったのは、「なんか作家っぽくてかっこいいから」「やっぱり本名で売れたら嬉しいじゃん」「有名になってどこかに名前が出たときに、昔関わった人たちが私に気付いてくれたら面白いな」などの理由からです。
書いててこんな理由しかなかったのかと私もびっくりしています。
でも絵本の表紙に「さく・え さかもとこのみ」って書いてあったらすごくかっこよくないですか?おばあちゃんやおじいちゃんにも「このペンネーム私なんだよ!」って説明がなくたって、「ほら見て!本出たよ!」と見せるだけで活躍が伝わるじゃないですか。それを昔の同級生が本屋でたまたま見かけたとしても気づかないけど、本名だったら気づくじゃないですか。
そういうイメージが私の中にあって、気づいたら迷わず本名にしてました。いつかこの妄想も実現したいですね。
本名で活動してて良かったことと困ったこと
せっかくなのでメリットやデメリットなども書いておきます。活動名を迷っている方は参考にしてください。
良かったこと
・本当の名前で呼ばれたり、手紙をもらったりして嬉しい
・通販などで「本名がバレる!」といった心配がない
・まあまあ覚えてもらいやすい(3年やってて苗字間違えられたの2回くらい)
・エゴサできる
・Googleで自分の名前を検索して一番上に出るって良いよね
・名乗るときに恥ずかしくない
困ったこと
・病院でフルネームで呼ばれたときにちょっと「わっ!フォロワーがいたら身バレしちゃう!」と勝手にドキドキするけど誰一人として私に関心はなくてそれはそれで寂しい上にドキドキ損をすること
・外で「さかもとこのみちゃんですか?」と声をかけられて「え!?もしかしてファン!?」とドキドキしたら同級生のお母さんだったりしてドキドキ損をすること
書いてみた感想:どっちもそんなに大したことはなかった。
ペンネームへの憧れ
「ペンネーム」という呼び方で合っているのか分かりませんが、本名でない名前で活動している人も多くいます。(適切な呼び方があったら教えてください。)
そんな人たちに結構強く憧れていて、名前を変えようとは思いませんが、何か他の名前で他の活動をしてみようかと考えることがあります。これが本名で活動していて一番困ったことかもしれません。
自分の名前がもう1つあるみたいでかっこいいですよね。デスノートでも世界で3本指に入る探偵はみんな、Lが3つの名前を使い分けていたという話がありました。かっこいいですよね。かっこいい。
ペンネームは面白い名前だと、その時点で興味を持ってもらえるという点がかなり強みだと思います。羨ましいです。でも「人前で名乗るのが恥ずかしい」と言っている方を何人か見てきて、それもそうだなと思っています。これについては“このみらくる”の期間が短くて良かったと心の底から思います。
まとめ
活動名が何だろうと、どうにでもなります。が、これから活動名を決めようと思っている人や、今の活動名でいいのか悩んでいる人はちょっとよく考えてみると吉だと思います。活動名の付け方の参考になっていたら幸いです。